Rubyのバージョン体系と安定版、開発版の見分け方
バージョン体系
(major).(minor).(teeny) 例:1.8.7
Rubyでは、major, minor, teenyはそれぞれ1桁の値です(今のところ)。
一般に、major、minor、teenyは以下のような意味を示します。
- majorバージョンはアーキテクチャやコンセプトの変更、完全な書き換えをカウント
- minorバージョンは大幅な仕様変更や機能追加をカウント
- teenyバージョンは軽微な仕様変更、小さな機能追加等をカウント
※teenyバージョンは、マイクロバージョンと呼ばれることもあります
パッチレベル
1.8.5以降ではバグ修正パッチをカウントするパッチレベルが付与されています。
例:2.0.0p247
開発版、安定版
Ruby 1.8 まで
minor | 版 | 例 |
---|---|---|
奇数 | 開発版 | 1.7.* |
偶数 | 安定版 | 1.8.* |
Ruby 1.9 以降
teeny | バージョン | 例 |
---|---|---|
0 | 開発版 | 1.9.0 |
0以外 | 安定版 | 1.9.3 |
参考:http://docs.ruby-lang.org/ja/2.0.0/method/Object/c/RUBY_VERSION.html
※ただし、2.0.0については安定版の扱いとなるようです。